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六道珍皇寺は地獄に繋がる井戸がある? 小野篁伝説はここから始まった!

   

出典:http://www.rokudou.jp

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六道珍皇寺というお寺には、

ちょっと変わったお話が

伝わっています。

そのお話の裏には、

切ない禁断の恋があったようです。

 

・伝説の裏にある秘密のお話とは?

六道珍皇寺には

あの世へと通じる「井戸」があると

伝わっています。

平安時代に、その井戸を使ってあの世に行き、

閻魔大王の補佐官として活躍した。

と言われる人物がいます。

その人が「小野篁(おののたかむら)」です。

小野妹子の子孫ともいわれ、才能があり天才とうたわれ、

背も高くイケメンであったと言われています。

そんな彼が、どうしてあの世に通うような事になったのでしょうか?

実は、彼はあの世に行く理由が

ちゃんとあったのです。

 

その理由とは・・・

禁断の恋でした。

 

篁の異母の妹がいました。

彼女は、年頃になり、教養として色々な勉学を

させてあげたいと両親は思いました。

そこで、漢籍を習わす教師として

兄である篁に白羽の矢がたったのです。

そうして、兄が妹に漢籍を教える事になりましたが、

二人とも年頃という事もあり、

お互いに意識し合うようになります。

異母とはいえ、兄と妹です。

そこはグッと我慢するのかと思いきや

篁は

「中にゆく吉野の川はあせななむ 妹背の山を超えてみるべく」

(妹と恋仲になってしまってもいいよね?)

という歌を残してたりします。

割とノリノリだったようです。

さて、程なくして恋仲になった二人ですが、

ついに、母親にバレてしまいます。

そうして、妹は蔵の中に閉じ込められてしまいます。

閉じ込められ、徐々に弱っていく妹、

そして、ついに蔵の中で息絶えてしまいます。

それを知った篁は深く悲しみます。

すると、妹が枕元に現れ、言葉を交わします。

 

そうして、彼は成人して宮廷に勤めることになります。

その後、彼が六道珍皇寺の井戸から

あの世へ行っているという噂が

流れるのです。

一体、何をしに行っているのでしょうか。

もしかしたら、あの世に行ってしまった

妹に会いに行っていたのかもしれませんね。

今でも、六道珍皇寺には、

冥界へと通じる井戸があるそうです。

ちょっと気になりますよね。

禁断の恋をして、あの世まで

会いに行っていた。と思うと、

ロマンがあるような、ホラーなような

気がします。

 - 京都観光