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随心院にあるめっちゃ有名なはねずの梅って何? 実は、面白い話があるんです。

   

随心院にある梅ってどんな梅?「はねず」って何?と疑問に思って調べていらっしゃるのではないでしょうか?私も昔、疑問に思って調べたことがあります。その時に分かった事、そして随心院の面白いお話も一緒にお届けしようと思っています。

 

 

 

・随心院のはねずの梅とは?

随心院という山科区にある小さな寺院です。その随心院には、「はねず」という梅が有名です。その他にも生めだけで約230本ほどが植えられているそうです。梅の名所としても随心院は有名なんですよね。

 

 

けれど、はねずの梅というのはなんなのでしょうか?あまり馴染みがない言葉ですよね。はねずというのは「薄紅色」という意味なんだそうです。はねずの梅というのは薄紅色の梅ということになるようです。それだけ特別に美しい色をした梅が随心院にはあるということでしょう。ちょっと名前が難しいですが、そういう梅があるということですね。

 

 

 

「薄紅色」の梅ということは、白梅ではないということですね。奇麗な赤色をしているのがはねずの梅のようです。2月から3月にかけてそのはねずの梅が見頃を迎えます。是非ともこのはねずの梅を見たいですよね。他の梅とどう色が違うのかちょっとチェックをしてみたいというのがありますね。

 

 

 

・随心院のはねずはもう一つ

随心院にはねずの梅が奇麗になる頃、もう一つの「はねず」が行われるんです。もう一つのはねず?と思いますよね。もう一つのはねずは「はねず踊り」といいます。こちらは一体なんなのでしょうか?

 

 

日程:3月25日(日)に行われます。

時間:9:00~16:30

踊りは、11:00~から3~4回行われます。

拝観料:1000円(はねず踊り+梅園+本堂拝観料)

となっています。

 

 

 

この日程で行われています。おそらくちょうど梅園の梅が見頃を迎える頃に行われるので、大変たくさんの方が訪れる一大イベントでもあるのです。このはねず踊りというのは、はねず色、つまり薄紅色の小袖を着た女の子が踊るのです。なので、はねず踊りなのです。

 

 

 

この女の子たちは日本のある絶世の美女を再現しているそうです。そう日本の絶世の美女といえば、昔から「小野小町」と決まっていますね。世界三大美女にも数えられるほどの女性の方ですね。でもどうしてはねず踊りで小野小町の仮装をするのでしょうか?ちょっと謎ですよね。

 

 

 

その謎を解くヒントは、はねず踊りが行われる随心院の最寄り駅にあるかもしれません。はねず踊りが行われる随心院の最寄り駅は地下鉄東西線「小野駅」です。小野小町と同じ小野という名前の駅が最寄り駅なのです。

 

 

 

そう、実は随心院はその昔小野という貴族が住んでいた土地でだから「小野」なのです。なので必然的に小野小町もここの近くに住んでいたということになるんです。そして一説によると随心院に住んでいたこともあると言われているのです。だから、随心院のはねず踊りは小野小町の格好をするんですね。

 

 

 

さて、小野小町の格好をして何をするかというと、謎多き彼女の淡い恋について踊るのです。一体どんなストーリーなのでしょうか?この恋がまた切なくて面白いのです。

 

 

 

・小野小町と深草少将の恋の行方とは?

ストーリーの登場人物はたった二人です。主人公の小野小町と相手の深草少将です。二人は知り合いで幼い頃から知っている間柄だったんだそうです。その二人が淡い恋に落ちることになるのですが、気恥ずかしさもあってか、すんなりとはいきませんでした。

 

 

 

小野小町は、ある条件を深草少将に出すのです。その条件とは「百夜通い(ももよがよい)」でした。この百夜通いというのは、百日の間、小野小町のいる随心院に通い詰めることでした。何があっても、彼女の家を訪れるというものです。

 

 

 

これは、大変ですよね。今なら車でスッと雨の日でも風の日でも雪の日でも来ることができますが、当時は徒歩や牛車しか移動手段がありません。そんな大変な訪問を百日間ずっとするというのはとても根気と情熱がいりますよね。

 

 

 

なんだか、この時点で小野小町が自分がどれだけモテるのかというのが分かる気がしますよね。それだけモテているから、こういう条件を出せる気がします。そんなことで深草少将はその条件をのみ、百日間通う事になります。

 

 

 

くる日もくる日も深草少将は彼女の家を尋ねます。そしてもうすぐ達成できる99日のことです。その日は大雪で歩くのもやっとの日だったんだそうです。それでもせっかく99日まで達成したのですから、行かないわけにはいきませんよね。

 

 

 

ということで、随心院に向かったのですが、不運なことに橋が途中で崩れ深草少将は亡くなってしまうのです。彼女もこれを聞いてとても悲しんだといいます。後少しで結ばれるかもしれなかった二人の男女は悲しい結果で終わってしまったのです。

 

 

 

そんな悲恋を小さい女の子たちが踊りで再現をする。それが「はねず踊り」です。はねず色の衣装が可愛いですよ。それに負けないくらいはねず色の梅も見事です。毎年盛り上がりますから、はねず色?ってなんだろう?という疑問が解決したことですから、今度ははねず色って実際にはどんな色だろうと確かめに行って見るというのはどうでしょうか?

 

 

 

せっかくですから、小野小町の悲恋を再現した踊りを見ながらご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

 

 - 京都観光