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京都東福寺が猫好きの聖地となっているワケとは? 猫好きに絶対に見せたい○○があります。

   

 

 

最近、猫カフェが増えましたね。京都にも最近新しい猫カフェ増えて来ています。猫好きの方は、猫カフェを気にしてチェックしているかもしれません。京都に行くならば、猫カフェだけでなくもう一つ、京都の「東福寺」というお寺もチェックしておいてください。猫好きにとって、聖地とも言えるようなスポットなのです。

 

 

 

・京都東福寺が猫好きの聖地ってどういうこと?

京都の東福寺というお寺がどうして猫好きの聖地とも言われるようなスポットと言われているのか、ご存知の方はいらっしゃいますか?あまりいらっしゃらないかと思います。特に猫がいっぱいいるお寺というワケでもないのにです。猫がたくさんいるお寺でもないのに、猫好きの聖地とは?一体どういうことなのでしょうか?

 

 

実は、東福寺には一枚の大きな絵を保有しているのです。その大きな絵は一年に一度、必ず公開されるのです。その大きな絵が猫好きが集まる大きな要因になっているのです。というのも、その大きな絵には絶対に描かれていはいけないものが描かれているのです。それが「猫」なのです。

 

 

 

その絵とは、「涅槃図(ねはんず)」という絵です。この図は何かというと、仏様の入滅(にゅうめつ)の様子が描かれています。入滅とは仏様が亡くなってしまうことです。亡くなるちょっと前の様子を描いたのが涅槃図というものです。

 

 

 

この涅槃図は仏様の入滅の日である旧暦「2月15日」前後に公開されます。この時に東福寺で公開される涅槃図が猫好きにとってはたまらないものなんです。元々、涅槃図には猫は描かれていないのです。けれども東福寺の涅槃図には猫が描かれているのです。

 

 

 

 

・東福寺で見られる猫がいる涅槃図とは?

涅槃図は仏様が入滅する瞬間が描かれています。その時に天から仏様のお母さん、摩耶夫人がやってきてお薬を仏様に渡すのですが、誤って木にひっかかってしまいます。その薬を取ろうと木に飛びつくのがネズミです。

 

 

 

そのネズミを捕まえてしまうのが「猫」ですね。なので薬を取ろうとするネズミを邪魔する猫は本来、描いてはいけないものなのです。絵とはいえ、仏様に薬を届けることができなくなってしまうからです。

 

 

 

しかし、東福寺の涅槃図には猫が描かれているのです。因果的に仏様を助けることができなかった一因とされている猫をどうして描いたのでしょうか?これにはちゃんとしたワケがあるのです。この猫を描いたのは「明兆」と呼ばれる絵師です。彼はこの大きな涅槃図を描く際にどうしても必要な絵の具が足りなくなったしまったのです。

 

 

 

どうしたものかと困り果てていたら、一匹の猫がやってきて、その猫が絵の具をとってきてくれたと言われています。なので明兆はその猫を涅槃図に書いて上げたというお話が伝わっています。それからというもの、東福寺では猫を魔除けとして大切にしているそうです。

 

 

 

そして、猫がいる涅槃図というのは珍しいので今でも東福寺の涅槃図は人気なのです。しかし一年で一度、この季節にしかご覧になれないということもあって、この季節にたくさんの方が猫のいる涅槃図を拝見しにやってくるのです。

 

 

 

当然、猫好きの方もやってきます。私も拝見したことがあります。涅槃図に猫がいるというのも、なんとも不思議な気持ちになりながら、見た記憶があります。猫好きにとったら嬉しいですよね。猫が描かれてはいけないものに猫が描かれているのですから。そして、それが人気だというのですから。ただし、この猫を見つけるのは結構難しいのです。本来は描いてはいけないものですから、こっそりと描かれているので見つけずらかったりします。探すのに少し時間がかかるかもしれません。まぁ、それはそれで宝探しのようで面白いかもしれませんね。

 

 

 

 

・東福寺で「はなくそ」ってなに?

東福寺では、入滅にあわせて本堂が公開されたり、他にも本堂にて授与される「花供御(はなくそ)」という特別なものが授与されます。これがあると病気をしないとも言われているものです。名前はちょっと・・・・というものですが。でも中身は香ばしい「あられ」になっています。そんなネーミングをつけられるとなかなか口にできないかもしれませんが、味はちゃんとして美味しいですよ。

 

 

 

東福寺の本堂を拝観できるのは、この季節だけなので猫好きではない方でも十分に楽しめるのではないでしょうか。本堂の天井には堂本印象氏による巨大な龍の絵が描かれています。これも貴重なもので、一見の価値ありです。

 

 

 

日程は3月14日(水)~16日(金)までとなっています。

09:00~15:30まで

本堂は無料で拝観することができます。時間が少し短いので午後にお越しになる予定の方はよく時間をチェックしてからご覧ください。

 

 

 

 - 京都観光