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狩野探幽の代表作の作品は? 描いた龍に命が宿る瞬間とは?

   

出典:http://www.myoshinji.or.jp/guide/hattou.html

出典:http://www.myoshinji.or.jp/guide/hattou.html

 

狩野探幽といえば、

戦国時代を生きた狩野派を

代表する絵師ですね。

彼は、たびたび大きなプロジェクトに関わり、

その度に大成功させてきました。

世界遺産になった二条城の松鷹図など

教科書に載るような作品も手がけました。

その狩野探幽が描いた絵に

「生きている」と言われる絵があるのを

ご存知ですか?

生きている絵とはどんな絵なのでしょうか?

 

・狩野探幽が描いた生きている絵とは?

その絵に描かれているのは

「龍」です。

この龍の絵を描くのに狩野探幽は

8年もの歳月をかけたと言われています。

直径12mもの板に描かれた龍は

円を描くようにとぐろをまいて

描かれています。

この龍がどうして生きている?と

思いますよね。

この大きな龍は天井に描かれています。

見上げながら龍を見ると、

ある時は、こちらに円をえがきながら

降りてくるように見えます。

ある時は、昇っていくように見えます。

あれ?さっきは、降りてる様に見えたのに・・・。

動いたの?とドキッとします。

これが8年をかけて描かれた龍が

「生きている」と言われる由縁です。

 

実は、狩野探幽は大胆な構図と

計算されつくされた技法を駆使し、

龍が動いているようにみせる

絵が完成されたのです。

龍の目を中心に見つめながら、

あちこちに移動すると、

龍が動いているように、

降りているようにも、

昇っているようにも見えるように

なってくるのです。

まるで生きている様に。

これが狩野探幽の優れた才能なのです。

この後に狩野探幽は、

江戸時代を通じて高く評価されていくのです。

そんなきっかけともなった

「龍」の絵は

京都「妙心寺」に現存しています。

拝観は

09:10~15:40までの時間で

ご覧になることができます。

拝観料は500円です。

 - 京都観光