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京都10月の祭りで見逃せないのが鞍馬の火祭! みどころや混雑状況は?

   

 

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/鞍馬の火祭

 

 

京都では、10月にお祭がかなりの数開催されます。というのも、神様に豊穣を感謝する秋祭りがたくさんあるからです。そんなたくさんのお祭がある中で、今回見逃せない!一度は行っていただきたいと思うお祭をご案内したいと思います。

 

 

 

・鞍馬の火祭をオススメするワケ。

絶対に10月はここを見て欲しい!外さないで欲しい!と強く思うお祭の一つが「鞍馬の火祭」です。いきなり言われても、分からない。どんなお祭なの?なんて思いますよね。まずは鞍馬の火祭をご案内したいと思います。

 

 

 

鞍馬の火祭とは、10月22日(日)の18:00から行われる行事です。鞍馬の火祭という名前なので、鞍馬寺で開催されていると結構、勘違いされがちなのですが、実は鞍馬寺ではありません。鞍馬にある「由岐神社(ゆきじんじゃ)」という神社が行っている神事なのです。

 

 

 

毎年10月22日なので、結構覚えやすいですね。今年は休日の日曜日のようですね。由岐神社は鞍馬寺の参道にある神社なので結構鞍馬寺と勘違いされやすいのです。由岐神社は1000年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/由岐神社

 

 

まず、この行事は火祭りです。由岐神社から鞍馬の街道の道一直線、この一直線にずらーっと松明が並びます。その松明がずらーっと並んだところに、神輿がダーッっと!

 

 

 

ダーッと何が起こるのかというと・・・なんと思いっきりかけぬけて行くのです。いや、もうこれがスゴいんですよ。私もその姿を見たことがあるのですが、今まで見た御神輿の中で、強く記憶に残っている一つです。

 

 

 

このお祭のハイライトが、その御神輿がダーッと勢いよく一直線に走っていくところです。その力強いシーンにさらに素晴らしい演出が加わります。それが先ほど言った松明です。この松明がずらーっと一直線に並んでいると言いました。その一直線の道を、御神輿が通るのですが、その御神輿と松明の距離というのがたった数十センチしかないというのがこのお祭の醍醐味です。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/鞍馬の火祭

 

 

もう近いんですよ。炎の至近距離、たった数十センチのところを駆け上がって行くんです。まるで命知らずのようなこの姿が勇壮で素晴らしいんです。

 

 

 

そして、その姿を近くで見る私たちも、松明に近いんです。なので熱い熱い!松明が駆け上がって行く時があるのですが、スゴいです。10月も後半だというのに、熱いんですよ。近づいた時は温度が一気に10℃は上がります。おかげで、「あちっ!」と言ってしまったこともあります。

 

 

 

それくらい、自分もお祭の温度に触れることができるんです。見ているだけではなく肌で感じることができるのです。それが一つの醍醐味でもあります。身近にお祭を肌で感じることができるというのは、面白いですよ。

 

 

 

それにしても、肌で炎やお祭を感じられるほど近くて、その分危険なはずです。それなのになんで、こんな危険なことをしているのかというと、この御神輿がダーッと松明との間ギリギリを通るのは、「成人の儀」だからとも言われています。

 

 

 

つまり、このギリギリの間を駆け抜けていく勇気、度胸が成人の男性に足るかどうかを確かめるという意味もあるのでは?とも言われています。だからこそ、ギリギリの数十センチしかない間の道を全力で駆け抜けていくのです。

 

 

 

当時の成人の儀というのは、結構厳しかったのかもしれませんね。その名残と言われているのが、「ちょっぺん」と呼ばれるものです。その勢いよく走って行くのが成人の儀の名残と言われていますが、ちょっぺんも成人の儀の名残だと言われています。

 

 

 

これは、御神輿の上に登って両足を勢いよく掲げ、御神輿ごと走るというものです。これたぶん実際にやる方スゴく怖いと思うんですよ。普通に人が走るくらいの速度で駆け抜けていくのに、両足をあげて自由にならないのですから。

 

 

 

でも、どうしてこんな怖いことをしているんでしょうか。

 

 

 

・鞍馬の火祭のルーツとは?

鞍馬の火祭のルーツは1000年前の940年(天慶3年)のことになります。この年に由岐神社を北の守り神として朱雀天皇が実際に由岐神社に御幸されたそうです。その時に鞍馬の住民たちが、朱雀天皇を迎えるために、全長1kmに渡って松明を持ち、ずらーっと並んでおもてなしをされたそうです。そのことから、毎年10月22日にこの故事にあやかって、松明をずらーっと並ばせ、その道を御神輿が行くことになったそうです。

 

 

そう考えると、長い歴史の中で綴られたものがあるのだと思いますよね。最初は住民たちのおもてなしだったようです。それがちょっとずつ年を重ねるごとに度胸試しや、成人の儀式などになっていったようですね。

 

 

 

・どれくらい鞍馬の火祭は混雑するの?

こんなにお話をしたら、ちょっとどんな感じなんだろうか?と気にしてくれる方もいらっしゃるかと思います。でも調べてみると鞍馬の火祭は混雑すると言われてどうしよう!どれくらい混むのか気になる!

 

 

 

ということで、実際にどれくらい混雑するのかをご案内していきたいと思います。私の体験談も交えてお話させていただきますね。まず鞍馬の火祭ですが、どれくらい混むかというと、かなり混雑します。

 

 

 

先ほど、お話させていただきましたね。すごく松明や御神輿との距離が近くてお祭を肌で感じることができると。それはつまり、裏を返せば、近くにならざるおえない状況にあるからなんです。というのも、鞍馬の道はどれも細くなっています。なので、沿道を広くとることができません。

 

 

 

必然的に松明がとても近い感覚でおかれ、道もよりせまくなり、肌で感じるくらいの臨場感ある距離感になるのです。それってつまり、見学や見るスペースがとても小さいということです。

 

 

 

なので必然的にキャパシティが少ないんです。混雑してしまうんです。キャパシティの問題もありますが、交通アクセスの少なさも、その原因の一つです。細い道なので車での往来を時間を決めて規制しないと危険なので、どうしても車でのアクセスは難しいのです。鞍馬までの交通アクセスが電車一本になってしまうのです。

 

 

その電車も最高で2車両しかない電車なので混雑してしまいます。ご覧になる際はどうしても混雑してしまうということをご留意してください。

 

 

 

どうしても、どうしても混雑を気にせずにご覧になりたいという方は、鞍馬にある旅館に来年の10月22日に予約を取ることをオススメします。この日に来年の予約の抽選をするところが多いそうなので、その日のうちに予約に参加されることをオススメします。

 

 

 

それ以外の方は、21:00頃が電車の混雑のピークなので、それ以前に帰りの電車に乗ることが混雑を最小限におさえるコツになっています。私は10:00頃に帰ろうとしましたが、結局電車に乗れたのが11:20頃になっていました。

 

 

 

ピークの頃に乗ろうと思うと1時間くらい待つことになるかもしれませんので、ご注意ください。それでもいいという方は、是非その時間まで残っていらっしゃることをオススメします。やっぱり夜が更けてくる方が、赤い炎が映えますし、どんどん会場もボルテージが上がっているので、面白いんです。

 

 

 

混雑はどうしても避けたいという方は、19:00~20:00頃に電車に乗る様にすると、ピークをさけつつ、鞍馬の火祭を楽しめるかと思います。せっかく楽しむなら、混雑してでも、たっぷりとお楽しみ下さい。

 

 

 

もしくは、おいしいところだけをたっぷりと見て、早めに混雑をせずに帰りましょう。鞍馬の火祭はこのどちらかの見方がオススメです。

 

 

 

 - 京都観光