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京都大雲院という祇園の秘密のお寺知ってる? 特別拝観で知るその正体とは?

   

 

 

7月の京都と言えば「祇園祭」一色になってしまいがちです。しかしそれ以外のところでも面白い事がたくさんあります。京都は本当にたくさん楽しむところがあって良いですよね。

 

 

 

実は、今回ご案内させていただくスポットも八坂神社からとても近いところにあるのです。そんな祇園祭をしているすぐ近くのところにスポットを当ててみました。

 

 

 

祇園祭以外で祇園を楽しんでみましょう。

 

 

 

・大雲院ってどこ?なんなの?

祇園祭で盛り上がっている祇園で今年、密かに話題になっているスポットがあります。それが「大雲院(だいうんいん)」というお寺です。全く知らない方にとったらえ?何それ?という感じですが、この大雲院というお寺こそ、知る人ぞ知る、第三の閣なのです。

 

 

 

なにそれ!と思うかもしれません。第三の閣とは?閣といえば、「金閣」「銀閣」というのが京都にはあります。不思議に思ったことありませんか?もっと閣ないの?と。実は、大雲院は「銅閣」という隠れた名前がつけられているのです。

 

 

 

この大雲院は、金銀銅の3つめ幻の第三の閣があるお寺なのです。ご存知でしたでしょうか?金閣と銀閣は知っていても、なかなか銅閣をご存知という方は巡り会いません。でも、実際この大雲院には、第三の銅閣があります。

 

 

 

・幻の銅閣とは?

この大雲院は、天正15年に織田信長、信忠親子の菩提を弔うために天皇が直接の命令(勅令)によって建てられたお寺で、とても長い歴史を持っています。この頃にはまだ銅閣はありませんでした。銅閣が出てくるのは、それからもう少し歴史が未来になった昭和時代です。

 

 

 

大雲院も移転して、東山の祇園界隈に移転した後です。この移転してきた先が帝国ホテルの創始者でもあった大倉喜八郎氏の別荘だったのです。

 

 

 

この地に、彼は「銀閣、そして金閣が京都にあるのだから、銅閣もあっていいはずだ」と言い、無いのなら作れば良い。ということで自分の別荘に銅閣を作り始めたのです。その時のイメージは「突風に吹かれて逆立った雨傘」のイメージで作るようにと注文します。さすがにそんな突拍子もない注文は当時の技術では不可能。

 

 

 

そこで、京都の祇園祭のメインである山鉾をモチーフに傘をつけて、銅閣を完成させました。その時、銅板葺きにしており、ちゃんと名目としても、実際に銅が使われることになりました。

 

 

 

なんだか、無ければ作れば良い!というのがスゴく古き良き昭和の時代という感じで、力強さを感じますよね。それにしても完成のイメージが逆立った雨傘というのはどうなのでしょうか?大倉氏がいつか見た光景で強いインパクトを受けたのでしょうか?

 

 

 

それにしても、これで銅閣が誕生しました。しかし、大雲院はほとんど拝観などをしておらず、あまりこの事をご存知の方はいらっしゃいません。2017年にこの銅閣に登れるチャンスがやってきます!

 

 

 

なんと、祇園祭が開催される2017年7月にこの銅閣が一般公開されます。せっかくです。金閣銀閣に行ったからには次は銅閣に登ってみませんか?

 

 

 

めったに登れるものではありませんよ。銅閣からの景色は格別で私も初めて登った時は東山を一望できるこの景色に感動しました。

 

 

 

また、内部もオリエントな雰囲気が漂いどことなくエキゾチックな内装にしあがっています。というのも昭和62年に内装を中国のシルクロードにある莫高窟(ばっこうくつ)という仏教の世界遺産の壁画が模写されています。

 

 

 

この模写された絵も注目してください。中国に行かずとも、ここで模写されたものを拝見できるのです。まさか銅閣の内部がエキゾチックな世界遺産になっているとも思わず、中に入って面食らったのを思い出します。

 

 

 

まるで自分が日本ではないところにいるようで、なんだかとても楽しかったです。7月の京都でタイムトラベルをしたいなら、是非この大雲院へ行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

・大雲院のアクセス

京都市東山区祇園町南側594-1

 

 

 

・大雲院の拝観時間

10:00~16:00

 

 

 

・大雲院の期間

2017年7月8日(土)~9月30日(土)

ただし、9月26日(火)は拝観中止

 

 

 

・大雲院の拝観料

大人一人600円

 

 - 京都観光