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醍醐の桜をなぜ岡山県民は見てはいけないのか。 他の県民の方は見頃と2017年開花予報を見て下さい。

   

出典:https://www.daigoji.or.jp/flowers/flowers_detail1.html

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京都の醍醐の桜といえば、太閤秀吉が生涯最後のお花見として世界で一番派手で豪華絢爛なお花見をした場所として知られています。そんな桜を見たいと思っていらっしゃると思います。しかし、日本でただ一県だけこの桜を見ても後悔してしまう県があります。それが岡山県です。今これを見てる方は岡山県民でしょうか?もしそうであれば、きっと後悔してしまいます。見てはいけません。でもどうして?そう思いますよね。ちゃんとした理由があるのです。

・岡山県民が絶対に見てはいけない理由とは?

岡山県民の方が京都の醍醐寺にある醍醐の桜を見ては行けない理由とは一体なんなのでしょうか?それは、岡山県にあります。

え?岡山県に?実は岡山県にある真庭市(まにわし)という市にその秘密があったのです。この真庭市というのは岡山県の北に位置しており、鳥取県との県境にある市です。この真庭市にはなんと「醍醐の桜」という桜があるのです。しかも、県内で一番大きな桜なのです。なんと木の大きさは18mもあるのです。さらに木の周囲は9,2mもあります。もうこれはびっくりするくらいの巨木ですよね。

この桜は後醍醐天皇が配流される際にこの桜を鑑賞され、絶賛したというエピソードが残されています。なので「醍醐の桜」「醍醐桜」として知られています。「醍醐の桜」は岡山県真庭市落合垂水1901-5という場所にあります。醍醐の桜は4月の上旬から中旬頃が見頃なんだそうです。岡山県民の方は、こちらの桜の方を思い浮かべる方もいらっしゃったかもしれませんね。

そう思って醍醐寺の桜をご覧になると、あれ?真庭の桜じゃないの?なんて思ってしまいます。後悔します。真庭市の醍醐の桜以外に京都でも「醍醐の桜」というものがあるのです。さて、岡山県民の方がこの記事を見てがっかりや後悔してしまうので見てはいけなかったのです。それでは、次から京都の醍醐の桜についてご案内しますね。

・京都の「醍醐の桜」とは?

醍醐の桜で有名な醍醐寺は京都市伏見区醍醐というという所にございます。この醍醐寺というお寺は、実は二つございます。え?二つ?どういうこと?と少し驚いてしまうかもしれませんが、理由は単純で「下醍醐」と「上醍醐」という大まかに二つのエリアに分かれているのです。この下醍醐と上醍醐を合わせて醍醐寺というのです。

その醍醐寺は、874年に空海の孫弟子が開山となり始まりました。そこから醍醐天皇が自らの祈願寺としたことで、発展していきます。さらに五重塔などが建てられ、下醍醐と呼ばれる地区が発展していきます。特徴としては絢爛豪華で比較的煌びやかな世界が広がっています。

反対に上醍醐は、険しい山道や舗装されていない道が続くなど修験道と言われる世界が広がっています。当時の雰囲気などが分かる質素で修行の場という雰囲気です。この二つの醍醐で春に楽しめるのが「桜」です。

 

・なぜ醍醐の花見は京都の人の心を離さないのか?

醍醐の桜といえば、一番最初に思い浮かべるのが、「醍醐の花見」でしょう。このお花見は1598年に行われました。慶長3年のことでした。この半年後に秀吉が亡くなったのです。その天下人であった秀吉が亡くなる前に行われた彼の一世一代のビッグイベンドだったのです。

この醍醐の花見はとても有名で、NHKの大河ドラマ「真田丸」でも醍醐の花見の様子が描かれていましたね。その前から秀吉は老いを見せておりました。その中での決行でしたね。その様子はとてもスゴいもので、もしかしたら世界一お金のかかったお花見だったかもしれません。

その壮大さは、秀吉にしかできないものだったかもしれません。実は最初から醍醐の花見と言われるほど醍醐寺がお花見で有名だったわけではありません。秀吉が醍醐寺に花見会場をもうけると決めた時に、近畿中の桜をこの醍醐寺に集めたのです。その数なんと700本。すでに100本ほど桜の木が合ったと言いますから、合計で800本。これでもかというほど桜を集めたのです。なんと、彼自らが醍醐寺に足しげく通って準備に勤しんだと言います。

また桜だけではなく、人や物にもお金をかけたといいます。このお花見には武将の奥さんなど女性を総勢1500人を招待したといいます。その全ての女性に1人3着ずつ着物が与えられたと言われており、衣装替えをするように命じていました。その着物も全て新調して用意されました。この金額だけでも40億円かかったといわれているそうです。もはや何が何だか・・・。という感じがしますよね。派手好きだったと言われていますが、さすがに規模が違い過ぎますよね。

他にも、醍醐寺に合計8カ所の茶屋を建設しました。その茶屋もまた彼の派手好きが現れています。なんと一つにはお風呂付の茶屋もあったとか。お風呂に浸かりながらお茶を飲んだのでしょうか?当時のお風呂はサウナみたいなのが主流みたいなので、暑い中汗をかきながら、お茶を飲んだのかもしれません。なんとも、派手な気がしますね。彼は、このお花見を成功させます。単に彼がこのお花見をしたかったとしても、京都中、いや日本中にこの絢爛豪華なお花見のお話が広まりますよね。そうすると、豊臣政権が安定しているんだなと納得します。そんな宣伝効果も狙ったお花見だったようです。

40億、50億以上をかけて準備されたお花見ですが、現代でもその秀吉がわざわざ近畿中から集めた700本以上の桜は現在でも、醍醐寺で拝見することができます。せっかく彼が一世一代で催したお花見を桜だけでも、味わいたいですよね。醍醐寺の桜はいつ頃に咲くのでしょうか?

・醍醐の桜はいつ頃咲くの?

醍醐の桜はいつ頃咲くのでしょうか?醍醐の桜は例年ですと、3月の下旬頃から咲き始めて、4月の上旬頃まで咲いています。期間はおおよそ2週間ほどかと予想されます。今年も例年通りにいけば、3月の下旬頃から咲き始めて、4月の上旬頃に咲き終わるかと思います。また、醍醐寺では2017年4月10日(月)には、「豊太閤大観桜行列」というものがもよおされます。彼がした行列を現代でも再現しようというものです。さきほどお話した醍醐の花見を見たい!という方はこの日に合わせてお越しになられてみてはいかがでしょうか?

・2017年の開花予報はどうなっているの?

醍醐の桜を見に行きたいけど、でも今年の開花っていつなの?と疑問に思いますよね。まだまだ先のお話とはいえ、気になるものです。気が早いかもしれませんが、「日本気象協会」というところが2017年の全国の開花予報を出しているのです。その中で京都の開花はおおよそ3月25日ではないかと言われています。そうであれば、醍醐寺の開花時期であるおおよそ3月の下旬から咲き始めることになります。今年はどうやら例年並みの見込みとされています。気が早いかもしれませんが、これが2月21日現在の最新の開花予想のようです。是非、皆さんもこの日に合わせてご覧になってみてはいかがでしょうか?

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