*

貴船神社で3月9日? レミオロメンの名曲の日の特別な行事とは?

   

 

 

貴船神社で3月と入れると「3月9日」と出てきます。ん?レミオロメンさんの名曲『3月9日』かな?なんて思ったのは私だけではないはずです。あなたもそう思ってしまったのでは?結論から言うとレミオロメンさんは今回、貴船神社と特別に関係するわけではありません。では、一体どんな事で3月9日がでるのでしょうか?

 

 

・3月9日の貴船神社で絶対に必要な○○をお願いします。

貴船神社にとって3月9日はとても大切な行事の日なのです。というのも、この日貴船神社は雨乞祭(あまごいまつり)という行事が行われます。私たちに必要な「みず」を確保する為に神様にお願いをするのです。

 

 

そう、私たちの生活に必要な「みず」がたくさん降るようにお願いをするんです。貴船神社は雨乞いの神社として当時からずっと有名なスポットだったのです。3月9日のPVは卒業式と結婚式の映像でしたが、こちらの3月9日は雨乞祭だったのです。

 

 

 

この行事は遥か昔、「818年」に初めて行われました。『日本後紀』によると『七月丙甲 使遣 山城国貴布禰神社 大和国竜穴等処祈也』と書かれています。嵯峨天皇が7月に初めて貴船神社で雨乞いを始めたという記録が残されています。その際に大和国、今の奈良県の龍を呼び雨を降らすお願いをしたと書かれています。

 

 

 

昔から雨を降らせたりするのは龍の神様がしていると言われていました。なので龍にお願いをするんですね。ちなみに、貴船神社にも龍の神様がいらっしゃって、その名も「高龗神(たかおかみのかみ)」と呼ばれています。

 

 

 

・貴船神社の3月9日は白黒?

貴船神社で3月9日に雨乞いのお祭が行われることは分かりました。次にその方法なんですけど、皆さんも受験の時に書いたかもしれないものを使うのです。えー?何それ?受験?そう受験です。受験を前に神社に行ったら、あることをしませんでした?そう「絵馬」に合格祈願しませんでしたか?ちなみに、私は武蔵国一宮「氷川神社」にて絵馬を書いたりしていました。

 

 

その絵馬の元になったのがここ、貴船神社であり、その元ネタが雨乞祭なのです。どういう事かというと、雨乞祭を行うのは毎年、農耕作業が始まる前でした。その一年が良い雨が降り豊作になるようにお願いをするためです。

 

 

 

その時に、龍の神様に捧げるのが二頭の馬でした。雨を降らせて欲しいならば「黒い馬」。反対に晴れて欲しいならば「白い馬」が神様に捧げられていたのです。ずっとそれが続けられてきたのですが、毎年、必ず馬が増えてくると、今度はそんなに育てられないよ!という事になりました。

 

 

 

そこで、次からは絵にかいた馬で、本物の馬の代用としたそうです。そして大きな等身大の馬の絵が描かれた板が奉納されはじめました。いつしか馬の絵がかいた板に願い事を書くと願いが叶うと言われるまでになったそうです。それが今日私たちが見る「絵馬」ということになるのです。

 

 

さて、実際に雨乞いの方法というと・・・なんと古代から伝わる方法でするんだそうです。その方法とは・・・。

 

 

 

酒三升を3つの滝に一升ずつ流して、、鈴や鉦の音のならし、太鼓を打ち鳴らしながら「雨たもれ!雨たもれ!雲にかかれ!鳴神じゃ!」と叫びながら川に入って水をかけあうんだそうです。なかなかにタフな儀式ですよね。

 

 

 

現代では、本宮の神様の前で「雨たもれ!雨たもれ!雲にかかれ、鳴神じゃ!」と言うんだそうです。これで雨が降ってくれれば、今年2018年の農作物は無事ですね。3月9日に実際に雨が降るかちょっと楽しみになってきましたね。

 

 

せっかくですから、レミオロメンさんの「3月9日」でも聞きながら貴船神社に向かってみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

貴船神社

雨乞祭

日程:2018年3月9日

時間:10:00

住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

 - 京都観光